パールは何にでも合わせやすく冠婚葬祭にも使えるため、昔から重宝されています。色や大きさの組み合わせで、若い方からご年配の方まで楽しめるのも人気の理由です。
ダイヤ、サファイヤ、ルビー、エメラルドにならび、日本ではパールを入れて5大宝石なんていいますよね。
上の画像の中でどれが本物のパールかわかるでしょうか。
正解は白いパールのリングと、チョーカー(アコヤ)、ブレスレットの下の2粒(淡水)でした。
そして、真ん中のブラックパール、左のしずく型のピンはフェイクです。見慣れないとパッと見ただけではわからないですよね。
すぐマネできる高見えパールの選び方
卒業式、入学式、結婚式など冠婚葬祭で使うとき「失礼にならないか?」「ママ友にマウントされたくない・・・」「安っぽく見えないかな。」と心配される方もいます。
素材を見直してクオリティの高い商品にしたいと考えているハンドメイド作家さんは、ぜひ参考にしてみてください。
※コットンパールのように、軽さを生かして大きなものを作ったり、独特の質感を大事にしたいなどの理由があるときは、今回の内容は当てはまりません。
色で選ぶ
選びやすいのは、白系のパールですよね。このとき、白すぎないものを選ぶのがポイントです。
白といえば白蝶真珠なのですが、真っ白ではありませんし、パール系のパウダーみたいなキラキラもしていません。
フェイクパールを選ぶ際は、ほんのり奥の方から黄色味を感じるコーティングが施されているものを選ぶと良いです。
白浮きせずに肌に馴染みますよ。
テリで選ぶ
テリ、照りです。
パールの一番大事な要素です。本物のパールでも、テリの良しあしで値段が違います。
テリの良さは通称「巻き」と呼ばれるカルシウムの層の厚さに比例するので、深くしっとりしたテリを持つパールは、巻きの厚い高品質のものだとわかります。
フェイクパールもテリ要素は必要だと考えます。
でも、テカテカ、キラキラしすぎると、安っぽく見えてしまう。これは色より難しいかもしれません。もう一度写真を出しますね。
チョーカーのパールは、輝きはありますが決してピカピカギラギラしていません。これに近いような質感を選びたいときは、ほんの少しツヤが控え目なものを選ぶと落ち着いたリッチなパールを選べます。
左側のしずく型のものは、単体で見ると「ちょっと地味かな?」というツヤ感でしたが、製品にすると上品なパールのよう表情になりました。
- 表面が滑らか
- 均一なコーティング
- ツヤ控えめ
そんなフェイクパールを見つけたら即買いです。
ブラックパールも同様に、黒すぎない、ツヤ過ぎないものを探すと失敗しません。
参考にしてみてくださいね
宝石についての本がたくさん出版されていますのでこちらでもすこしご紹介します。
+++++++++++++++++++++
コメント