【裏技】ハンドメイドのパール素材を高見えさせるたった一つの方法

コットンパールや樹脂パールはコスパもよくて使いやすいので、作品つくりには欠かせないですよね。

でも「ちょっと安っぽく見えてしまうなぁ。」と思うハンドメイド作家さんも多いのではないでしょうか。

この記事ではそんなお悩みをまるっと解決していきます。

今回はパールをよりよく見せる脇役の選び方をご紹介します。

パールだけを選ぶ場合は【すぐマネできる】安っぽくみえないフェイクパールの選び方を参考にしてみてください。

パールを引き立たせる「脇役」とは?

合わせるラインストーンやクリスタルストーンをダイヤっぽいものにすると、格段に見え方が変わります。その時に気を付けるべき点はカットの多さです。

カットが多いと反射が多くなるためストーンが「ダイヤっぽく」見えます。

フラットバックの貼り付けタイプではなく、裏のカットがあり、カット面が多いストーンを選びましょう。フラットバックは反射が少なくダイヤっぽく見えないので注意してください。

虹色コーティングとの組み合わせは安っぽさ増量!

虹色系のコーティングがあるものも、高見えさせたいときは注意が必要です。

カットが少ないうえに、虹色のコーティングやフォイルバックのストーンを使ったものを合わせると、おもちゃのように見えてしまうことがあります。

デザインにもよりますが、組み合わせ次第ではあなたの作品の質を落とす結果になります。

フォイルバックはシルバー、コーティングはクリアーにするとよいでしょう。

あなたの作品は、いかがですか?


「爪止め枠」の魔法をかりる

画像1

こちらのブローチをご覧ください。

メインが樹脂粘土なので、合わせ方によってはただのおもちゃに見えてしまうため、石座付きのカット多めのクリアなラインストーンを探して合わせました。

このブローチには、ごく一般的な石座付きのパーツを使用しています。

注意したのは「爪留めの石座」であること。

近い商品がありましたので、参考にご覧ください。

使用している材料は、ファセットカット・フォイルバック・石座付きです。
フォイルはオーロラではなくシルバー。

爪の枠を選ぶ理由は「イメージ」

少しマニアックな話になりますが、ダイヤは反射が命なので、周りを覆ってしまう留め方はしません。そのため、リングやネックレスのセンターに覆輪(ふくりん)で留める場合、裏や側面からしっかり光を取り込むデザインを採用します。

脇石や小さなメレダイヤではそのような処理ができないため、ほとんどの場合は爪で留めます。ジュエリーでは脇石のダイヤを爪以外で留めることは稀です。

イタリアンジュエリーによくあるパヴェ留めも、埋め込んでいるように見えて、しっかり光が入るように浮かせて爪で留めています。

パヴェについてはこちらも参考にどうぞ→https://note.com/m_lob/n/n5705f3012564

ふくりんなど爪のないパーツは、服などに引っかかりにくいため利用する方も多いと思います。しかしバザーの手作り品のような安っぽさを卒業したいなら、爪の付いた枠を使ってほしいと思っています。

パール製品は冠婚葬祭に使用されることが多いですよね。

あなたの作品も「卒園」「卒業」「入学」などで検索されるのはないでしょうか。せっかくのお式に着用していただけるのなら、お客様が周りからうらやましがられるような作品をお渡ししたくはないですか?

いい作品に見合った素材をあつめよう

主役を引き立てるのは脇役の務め。良い役者で脇を固めれば、主役がより威力を発揮できます


手持ちのフェイクパールをよりよく見せたい!と思う方は脇役に注目してみましょう。

あなたが作る素敵な作品をもっと輝かせるには、それに見合った素材をあつめることです。それは必ずしも「値段の高い材料」ではありません。

優秀なバイプレイヤーをあつめて、あなたの作品に合わせてみてください。

きっとすてきに仕上がりますよ。

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