「なにを書かないか」を決めるとラクになる【ハンドメイド作家のブログ】

ハンドメイド作家にとって、ブログやSNSはとても大切な活動です。しかし、一体何を書けばいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

わたしはSNSやブログを始める前、毎日何を書けばいいのか不安でした。そんなにいつも新しい事件はおこらないし、イベントや新作もしょっちゅうあるわけではない。

「いつか必ず発信をやめてしまうのではないか」

発信をやめる、ということは「営業活動をやめる」ということ。

それはどうしても避けたい。

今回は、「書かないことを決めると発信がラクになる」をテーマに書きました。

「書かない事」を決めるとラクになる

書かない、といっても何も書かないわけではありません。

「何を書かないか」を決めるだけです。

書かない事を決めるとなぜ良いのか。

それは、気持ちが不安定になっても発信がブレず、ラクだから。

書きたい事や書けることは無限です。

思いついたことや、ずっと考えていた事、お知らせしたい事などたくさんありますよね。

ここにルールを決めてしまうと窮屈になると思ったのです。

書きたい事を限定すると窮屈になる

お知らせだけしよう、と決めたら「新作が無い。」「展示会もない。」など、いつも新しいネタを探すようになり、制作どころではなくなります。制作に集中できないと、結局商品も作れず新作も出ないので、さらにお知らせすることがなくなる。

そんな経験ありませんか?

悪循環ですよね。

書く内容を制限すると、それ以外の(でも少しは関連している)ことが書けなくなります。

だからわたしは、逆に「書かない事」「書きたくない事」を決めました。おかげで不安な時もうまくいかない時も安心して活動できます。

もしルールを決めていなかったら、落ち込んでいるときや上手くいかないときに、つい愚痴や不満を書いてしまったかもしれません。

書かないことの目安は「読者ファースト」

では、何を書かないのか?

書かない事って何なのか?

それは読者が求めているかどうか。読者のためになっているかどうか。

プライベートなアカウントなら、今日何食べたとか、仕事終わったとか、たまには愚痴なども書きますよね。でも、自分のブランドのアカウントならどうでしょうか。

その発言は「ブランドとして」なのか「自分」なのか。個人がブランドとして機能している芸能人やインフルエンサーなら、ご飯ネタや愚痴も価値があります。

しかし、知名度のない作家のつぶやきには、だれもが「知らんがな。」なのです。読んでいる方はそんなこと1ミリも興味ない。

「この記事は役に立つのか?」「この人は私にとってメリットあるのか?」という気持ちで読むことがほとんど。だから、読者のためになっているかを考えて決めるのです。

調べたところ、このブログへの流入の多くが検索流入でした。

この結果から、人は検索で「自分の疑問を解決するため」にやってくることがわかります。

そのためこのブログでは雑記ブログのような内容は書かないことに決めています。

何を書こう?よりも「何を書かないか」が大事

ハンドメイド作家がブログをはじめようと思ったとき、ほとんどの方が「何を書けばいいの?」と悩みます。

これは永遠の課題です。ホントはなんでもいいんだろうけど・・・

しかし私は、これよりもっと大事なことがあると考えます。

それは「ネガティブな発言をしない」です。

ネガティブといってもいろいろありますが、主に愚痴や病み系の発言です。

失敗や困りごとがあっても、それを展開して有益な発信ににつなげられる場合は積極的にしますが、愚痴や病み系の発信は絶対にしないと決めています。

自分が見たくないものは相手も見たくない

たとえばすごく気に入った個人ブランドがあったとします。

ブログやSNSを見に行ったとき、不平不満、愚痴などが書いてあったらどうですか?

好きな個人ブランドの作家さんのTwitterをみたら、お菓子やお酒のキャンペーンのリツイートばかりだったらどうですか?

わたしはあんまり見たくはないです。

プライベートな愚痴や病気についてはもちろん、吐き捨てるようなつぶやきや批判なども、特別な理由がない限り必要ないと思っています。

理由はとても単純です。

わたしのお客様に有益ではないから。

ラクなほうが続きやすい

やらない事を決めるととても動きやすくなります。

文章を書いていて迷ったとき、弱さが出た時、ルールがあるととても書きやすくなります。

あなたのお客様に必要だと思う発信なら、毒舌や病み系の発信もOKです。

それは各々のブランディング次第なので、仲間や共感してくれる方が集まります。

そういった場合は積極的にやっても良いのではないでしょうか。

やらないことを決めて、悩む時間を少なくしましょう。

(株)じぶん、広報担当の「わたし」です!

ブログを持つことは作家にとって負担でもあります。

構成を考え言葉を選び、みてもらえるかもわからない文章を時間をかけてコツコツ書いていく。

作品を作っている方がよっぽど楽しいはずです。

でも、こうも考えられませんか?

「自分専用の新聞社や広報部を持っている」と。

自分のブランドを全力で宣伝してくれる新聞社です。

そう考えると、すこしやる気も起きてきますよね。

広報の仕事です。

(株)じぶん、その広報部がブログです。

もし、自分が広報担当だったら?

個人ではなく「ブランド」として発信していけばもう少し気が楽になるのではないかと考えます。

まとめ

今回は「ハンドメイド作家は、書かないことを決める発信がもっとラクになる。」をテーマに書きました。

私の場合は、愚痴・文句・病気ネタです。

おもに個人的な、ネガティブな内容は書かないと決めています。

あなたがもし、「何を書こう?」と悩んでいたら、まずは「書かない事」を決めてみてはいかがでしょうか。

発信がとってもラクになりますよ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ご質問などありましたらお気軽にご連絡ください。

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